日陰の小道

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映画

映画『ファンファーレ』感想 ~光と闇のコントラストの中で~

ただただ、戦慄させられた。funfaremovie.com 映画『ファンファーレ』を観た。 アイドルのセカンドキャリアの話。かつてアイドルとして輝いていた、万理花と玲の2人。彼女たちは、社会の中で揉まれながらも懸命に生きているわけだが……。 大石万理花と須藤玲…

『北極百貨店のコンシェルジュさん』を見た日のこと

hokkyoku-dept.com とにかく、私は映画館に映画を見に行くのが苦手である。年単位で考えても、今年はゆうに片手で数えられてしまうほどしか足を運んでいない。そういう性分なものだから、ちょっとネットで評判が気になる作品だとしても、相当のヒット作でな…

『劇場版 ポールプリンセス!!』の魅力 ~ポールダンスにまつわる《握る》ことと《浮遊》について~

はじめに 《握る》ことの意義 《浮遊》のパフォーマンスの魅力 おわりに

『のんのんびより ばけーしょん』感想 のんのんびよりは、人間同士と世界の調和を描いた作品であった

ほんわか日常アニメもアニメ化の流れ、いよいよこちらの人気作も登場。 のんのんびよりの特徴の一つである田舎ではなく、今回は沖縄のお話なわけだが。nonnontv.com 映画キャラのあおいちゃん、正直に申し上げてデザインが好みすぎる。 入場特典でミニ色紙を…

『フリクリ オルタナ』感想 この作品は一体過去の幻影をどうしたかったのだろうか?

なんだかんだ自分にとってthe pillowsは青春の輝きであり、そしてフリクリもまた自分のアニメ視聴遍歴における原点の一つなのだ、実は。 18年ぶりに新作をやると言われた時には喜びとかよりも「何事!?」という気持ちになってしまったよね、そのぐらいは予…

『あさがおと加瀬さん。』感想 初恋の日々は世界全てがきらめいて見える

百合、流行してるよね、ってことでガチガチの女子高生同性恋愛モノっぽいこいつを見に行った。原作があるらしいのだけれどそちらは未履修で鑑賞に。

『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』(2018:日)感想 「生きろ」というメッセージを投げつけた、シリーズ完結作

最近はちょっとずつ仮面ライダーシリーズを履修したりしている僕なのだが、初のライダーというと去年になんやかんやで見ることになったAmazonプライム配信の『仮面ライダーアマゾンズ』なのだよな。初のライダーにコイツは如何なものかというポジションの作…

『リズと青い鳥』(2018:日)感想 切なく、狭く、暖かい、一瞬の青春世界の記録

この作品はTVアニメ『響け!ユーフォニアム』の時系列的には先のスピンオフのお話。山田尚子監督や脚本の吉田玲子氏など、スタッフは2016年のロングランのヒットとなった『聲の形』の面々が再結集した作品でもある。ちなみに僕は『響け!ユーフォニアム』は1…

『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018:日)感想 出会いと別れ、喜びと哀しみ、2つの糸が織りなす人々の愛情の持つ力

『true tears』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などの脚本を手がけた岡田麿里初監督作品ということで放映前からそれなりに話題になっていた感じのする本作。上映後もなかなかの注目具合で「有名脚本家の初監督作」という話題性というゾーン…

『劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ(2018:日)』感想 TVシリーズから更に一歩踏み込み問われた「正義」の形とは

2017年の秋に放送されていた『Infini-T Force』が早くも劇場化。TV版は気持ちのいい爽快ヒーロー物に少女の成長なんかも上手く絡めた快作で、あのクールでもかなり好きだった作品だ。ということで劇場版も見逃す手はない、と鑑賞に。www.infini-tforce.com

『トレインスポッティング(1996:英)』『T2 トレインスポッティング(2017:英)』感想 ドラッグや犯罪に溺れた退廃的青春からの逃避とそこへの回帰

僕はUnderworldとか好きなこともあり、前々から気になっていた2作だったのだがピカデリー爆音映画祭にて続けて上映されていたのを鑑賞してきた。僕みたいなダメ人間の皆様にはオススメしたい映画。トレインスポッティング(字幕版)発売日: 2015/11/15メディア…

映画『バトルシップ (2012:米)』 感想

もうちょっとブログの更新頻度を上げたいのだが、どうにも個人的にカロリーの高い内容ばかりになって一向に進まないので、もう少しカジュアルな話もしたいなあというところで、丁度B級!地上波放送!(ネットで)話題作!みたいな丁度いい映画を見たので感想…