日陰の小道

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【ガルラジ】断片的デイズ日記 9/30~10/12

ガルラジ2ndシーズンを聞きながら迎えた約2週間の断片的な日記。

9月30日(月)

チーム岡崎最終回。9月最後のこの日にオカジョの最終回を聞くと、あくまで暦の上だけとはいえあのガルラジだった夏の残り香も一緒に去ってしまうような気がしてしまう。
それにしても本当に楽しくって、元気がもらえるラジオだったなと思う。この日、たまたまなんとなく労でとても疲労していて、オカジョを聞いたのも帰りの電車の中だった。ガルラジが22時放送になって帰りがそのぐらいの時間でもスマホからニコ生で聞くことができるのが本当にありがたかったが、それにしても普段はできればそれまでに帰宅して万全の状態の自宅聴取だったり、あるいは散歩でもしてのんびりと楽しむのがベストだと思っていた。でも今日ばかりは、本当に疲れた感情しかなかったのがオカジョでみるみる元気になってしまった体験ができて、疲れているからこそ二兎ちゃんの応援が身にしみて、そんな日でよかったなと思う。
二兎ちゃんの進路の話、オカジョにおいてかなり不安なポイントだった。2-5でもずっとラジオを、今を続けていたいっていう二兎ちゃんの想いがバシバシ伝わってきて、どうしたらいいんだろうなあって気持ちになっていた。けれど2-6を聞くときってそれほど不安な気持ちは無かった気がして、それはここまで見てきた二兎ちゃんなら、オカジョなら大丈夫なんじゃないかなって信頼感がきっとあったからかもしれない。そしてそれに十二分に応えてくれるラジオだった。


開幕一声、元気な二兎ちゃんの声で安心する。ガルラジの主人公的なポジションで、本当にラジオが大好きで。だから二兎ちゃんが嬉しいと俺も嬉しいし、悲しそうだと俺も悲しくなってしまう。そういうところで勝手にだけれど、二兎ちゃんと自分でガルラジを愛する気持ちで繋がれていた気がしていた。オカジョの皆のこともどんどん好きになっていった。甘えるのが下手だけとオカジョっていう集まりが本当に大好きな智加ちゃん。自分を出すのが下手だったけど、2人と一緒にのびのびとした感じをどんどん掴んで最後はかわいいものとかで暴走しがちだった真維ちゃん。2人が二兎ちゃんの明るさによって密かに救われていた感じがなによりもオカジョの絆を感じさせたし、そして二兎ちゃんが与えた応援はそのまま二兎ちゃんに返ってくる。それは応援したリスナーさんの近況を聞いて逆に励まされたりするものでもあったし、オカジョの仲間たちが二兎ちゃんを支えるのもそう。基本的にインターネットの海で騒いでいるだけだったけれど、俺が二兎ちゃんの応援を受け取ったこともどこかでいつか彼女の救いになるだろうか。届くことはないかもしれないけれど、でもとても素敵だなと思う。
進路に関して、全部やっちゃおう! っていう欲張りな二兎ちゃん、本当にカリスマ感を感じた。進路の問題に関して言えば全然答えが出ていなくて依然漠然としているのだけれど、彼女なら本当にやりたいことを成し遂げてしまうんじゃないかなって思わせる「主人公性」ってやつを感じた。冷静に心配する智加ちゃんも、楽しくなって背中を押しちゃう真維ちゃん、どちらも2人がずっと二兎春花という人間と真摯に関わってきて、本当に彼女のことを考えているからこそかなっていう暖かさがあった。本当に気持ちのいい二兎ちゃんの回答を聞かせてもらって、笑顔でオカジョを見送ることができてよかったと思う。そう、卒業っていうのは「終わり」ではないんだよな。


最後に1stの時の踏襲のような二兎ちゃんの応援で幕を閉じる。こんなに真っ直ぐな青春感、正直自分としてはちょっと鼻につくかなってところも感じたこともあったのだけれど、今こんなに素直に、心で受け止められるようになるなんて。1stのあの時と同じように、彼女の応援をしっかりと胸に刻み、そして目頭が不思議とすこし熱くなった。最終回トップバッターとして、これ以上なく、素晴らしく、気持ちの良い放送だった。ちょっと早いけど、ガルラジを応援していて本当に良かったな。

10月2日(水)

なんだかんだでそれなりに秋にしては暑めの日がまた続いている。今週は労働関連でのめぐり合わせがあまりよくなくって、2人ほどダウンした結果そこそこの負荷がかかる一週間になってしまった。故に流石に帰路について聞くことしかなかったガルラジだったのだが、今回始めて片付けることができずに労働をしながら聞くことになってしまった。とは言えそもそも人間がその時間自分しかいなかったので、ガルラジを聞けるのはありがたいところがある。


富士川最終回、しんみりさもなく悲しくもなくって、とにかくどうでもいいおもしろトークばかりやっているのが最高だった。こんなに「ながら聞き」が似合うラジオを今日たまたまながらで聞くことになったのには、ある意味面白いめぐり合わせを感じた。商店街の話が出てきた時は、完全に静岡在住のワーカーの顔つきになってしまった。
それにしてもTEAM FUJIKAWA RADIOといえば、なんと言っても年魚市すずだろう。前回のAO入試で大暴れして最高になった記憶もまだ新しいが、今回再びというかなんというか、まさかの川柳パートで水を得た”魚”と言わんばかりに暴れる。そう、富士川の好きなところ、色々なことがあるラジオで忘れかけてたけど年魚市の強さが一番なんだよな。ある種そうした自由さがあるのが年魚市で、でも周囲との関係をうまく築くことができない不器用さもあって。いや改めて実感しているけれど、二兎ちゃんと年魚市が似たところをしっかりと持ちつつも「違う星の人間」だと思っていた説得力が非常にあるキャラ造形、本当に凄まじいと思う。
岡崎の話でいうとやはり富士川との対比があって。二兎ちゃんがずっと留まることを望んだ岡崎は、そこから先に進んだとしてもあるのは今からの連続。だから2nd最後は1stのそれを踏襲した応援シーンで幕を閉じる。一方の富士川は意識の高さがウリの一つで、常に変化を求めるチームでもあった。そんな富士川が変化した結果、変わらないものとして3人の強固な絆を生んでるの、本当に凄い。ラジオという繋がりでしかなかったからこそ、繋がった今はそれは本当に純粋で強度が合って、だからある意味何が合っても一番大丈夫だろうって思えるのは富士川なんだよね。そんな富士川がしんみり終わった1stとは打って変わってわちゃわちゃ終わるの、素晴らしいよ。


そうした絆で一番ほっこりしちゃうのやっぱり金明さんで、なぜかと言うと一番最年長なのに一番不器用だったからかもしれない。金明さんが年魚市の悪ノリに乗っかっていくの楽しくて好きだったな。白糸も随分と2ndで変化した。正直空回りしてたと思うし、最後もしょうもなかったけどそれでこそ白糸だと思う。年魚市に対抗するようになって、ぐっと場のバランスが引き締まった感触がある。白糸の気になる人問題、どっちなんだろうなって話は既にオタクラジオでもやったのだけれど、こういう形でのそれは作中世界のリアルさを感じられて面白いなと思う。ガルラジはやっぱり実在性を感じていきたいので……。
あっという間に終わったラジオを聞きながら、労働も完了していた。ガルラジのみんなの人生同様、おれもなんとか人生をやっていくしかないらしい。

10月4日(金)

私がおとなしく労働に勤しんでいたのも、全てこの日の夕方の退勤を得るためと言っても過言ではない。最も応援しているチーム双葉最終回。東京から近い山梨。金曜日。ここを逃すともはやチャンスは存在せず、やるしかなかった、現地リアタイというやつを。


新宿から高速バスで向かう。今日はたまたまイイ時間に竜王駅まで行くバスがあったので、そいつで向かうことになった。双葉SAに初めて行ったときからなんとなく行きはずっとバスを使っていて、特に理由はないのだけれどその度に高速道路という交通のつながりを感じることができるのが嬉しかった。小高い道路から普段よりも低く見えるビルの頭上で、鮮やかな夕焼けが見えた。夕暮れの空をまともに見て美しいと思うことも、何気に久しぶりだったような気がする。車内でまだ聞いていなかったアイコネのラジオを聞いたりしていた。
それなりに乗車客はいたのだけれど全員が全員甲府駅で降りてしまい「じゃあ出発します」なんていう運転手さんの言葉を聞いているのは私だけになってしまい、無言でこっそりと頷いた。竜王駅で降りた世界は思ったよりもずっと暗くて、スマホの灯りに目が慣れてしまったこともあり本当に夜道で前が見えなくて困ってしまった。夜ってこんなに暗くなるものだったっけ、とふと思ってしまう。昔は私もこのぐらい暗い夜で暮らしていたはずなのだが、鈍ってしまったようだ。上手く焦点が合わなかったが、夜空に驚くほど星が見えて、また少し驚いた。オリオン座が見えた。時々車だったりランニングする人だったりとすれ違うぐらいで、住宅街だったが気分的には孤独な夜道だった。虫の声だけはやたらとにぎやかで、それがほんの少しだけ救いだったような気がする。何度か昼間に通ったことがない道だったなら、目的地までたどり着けなかったのではないだろうか。しばらく歩くと明かりに照らされ、夜でも見慣れた姿を見せてくれるSAに無事到着することができた。

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それでも夜のSAは昼とはちょっと雰囲気が違っていて、それは多くの施設が閉まっていたり人が少なかったりするからなのだけれど、だからこそもっと強くここは「通過点」なのだなと感じる。普段ガルラジストがSA・PAを目的地にすることが自他共にちょっと不思議だなと言われていたけれども、実際ここを舞台にしたのってガルラジが終着点ではけしてないから、なのではないか(ここに向かうバスなど、どこにもないよ)
そんなことを考えつつトラックやバスだけが動く駐車場や、甲府盆地の灯を眺めつつ放送の開始を待った。
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30分ほど前に下りの館内に入り、目当ての一つでもあるパネルを見物。結構デカくてテンションが上がるしこうみるとたまささsistersめちゃ可愛いな……。


ライブ前のようなテンションの上がり方をしているわたし。そのまま近くでsistersの後頭部を見ながら食事をしていると、以下のツイートが流れてきた。



途端に人狼ゲームのスタートである。深夜のSAでガルラジストが数人集まったと思ったらまさかその中に公式が紛れているとは。無駄な努力でありつつも平静を装うふりをしつつ周囲を見回す。何人か怪しい人間を散見したが、結局どれが公式さんなのかはわからない。そうこうしている間に放送が始まりそうになり、聴取がガタガタになるのは本末転倒なので目から耳に意識を移すことにした。


開幕、早速彩美が遅刻していて、ラジオ的にはトラブルなんだけど2人が何事もなく話しているし、わたしもまあ遅刻かな~という顔でのんびりと聞く。前彩美が遅刻して2人で話していたときにはなんだか酷く欠落した感覚があったのだけれど、今回それが無かったのは慣れか安心感か。でもそういうところで離れていても繋がっているのがこの姉妹の絆なんだな、ということも感じた。
初めての現地で、結構ずっと応援してきた双葉の最終回で、結構しんみりしちゃうかなと思ったのだけれど、それよりももっとシンプルに楽しい気持ちが大きくて、この3人がこれからもずっとたまささsistersでいてくれることが嬉しくて。彩美は相変わらず好き勝手に自由に生きていて、でもそれが本当に憧れでもあり。今回も花菜のイギリス行きが話題のメインになるかと思いきや、すっかり長女のYoutuberデビューやら東京行きやらに持っていかれてしまった。単純な地域の大小に留まらないスケールの大きさに舌を巻いたし、予想されていた東京行きをあっさりと辞めてしまうのも本当に彼女らしい。お前はそういうタイプのやつだったかー! と心の中で叫んだ。彩乃もセカンドの頃本当に進路とか比較とかで漠然とした不安を抱えていそうなことが心配で心配で、色々と悪い妄想もしたように思うけれど、2-5で普段の彩乃の良さを2人がちゃんと見ていることが本当に暖かくて。今回もそんな空気感が続いているようで、そしてこれからもずっと続いていくんだろうなと感じられてすごく嬉しかった。身近な誰かを喜ばせることのできる料理人、とても彼女らしいなと思う。そしてそんな2人の姉をいっぱいの愛で包んでくれる花菜が、本当に2人のことを姉が花菜のことを溺愛することにも負けないぐらい真っ直ぐに好きでいてくれているんだろうなとなり、胸がいっぱいになった。おれは完全に愛の素晴らしさに目覚めた愛の戦士と化し、愛してるの響きだけで強くなれる気がしていた……。
テンションが上ったので途中からSAの外に出たくなって、夜の空気を感じながら彩美が行った東京のことや、またここから繋がっている様々なところのことに思いを馳せていた。最終的に外の椅子に座りながら最終回のラストを迎えたが、3人がリスナーの我々、そして「ブースの外のみなさん」に向けてありがとうございました、と言ってくれたのもまた嬉しかったな。感想が嬉しいだらけになってしまったが、とにかくそういう多幸感のある放送だったのだ。


放送が終わった後、オタクの方に話しかけて頂いて少し集まって話をしていた。わたしのように徒歩で来た方もいれば、車を走らせて来た方もいた。「何人か居るのに全員ソロなんですね~」「ガルラジの話を実際する機会ないですからね~」などという会話を数人でしていたら、窓の外を叩く人がいる。他のガルラジストかな、と思い、でも妙に他の人達が驚愕しているのでなんだろうと思ったら、どうやらその窓を叩いた人が見覚えのある紙人形を持っていたそうで……わたしは一瞬のことで慌ててしっかり人形を目視できなかったのだけれど、その方は微笑んで深々一礼するとそそくさと去っていった。一体俺たちは何を見ていたんだ……。

その後も話をして、竜王付近の漫画喫茶で解散しつつ夜を明かし、わたしはせっかくなので高尾山に寄るなどして帰った。色々と思い出に残る一夜、ありがとうございました。

10月7日(月)

今日は早く上がったので、買い物をしたり映画を見て、そして帰って徳光を聞くという流れで過ごした。申し訳ないのだがここだけはやっぱりどうしても他とテンションが違ってしまう。話もそんなに長くはないと思うけれど、マイナス方向の話があまりお好きでない方で、もしここを読んで下さってる方がいたら、ここだけ飛ばしてやってください。
思えば徳光はいつも違っていた、1stの頃は唯一の一人チームで、2ndだと新キャラが増えて。唯一の日本海側のチームで、だから唯一一番地元の様子が感覚としてわかるラジオで、そして最終的には唯一わからなくなってしまった。


上手く言えないのだけれど胸の火が一度消えてしまうとなかなか自分は戻せなくて、それぐらいのショックが今思うと徳光2-4にはあったらしい。あれこれツイッターで喚いたし今更どうこう言えることもないのだけれど、びっくりするぐらい物語としてのある種冷静な咀嚼ができなくなってしまった。熱があるのかないのかわからねえな。手取川海瑠さんのことは今でもどこか俺だったと勝手に思っているし、1stから応援してきた愛着だってある。吉田文音さんだって彼女について色々考えて、面白い人だったなと思う。でもどこまで言っても他人事で、不思議なほど身が入らない。それでもそれ以降の2回も聞けたのはパーソナリティーが好きだったからではあると思うし、実際楽しいトークでもあったんだと思う。2-5でひとまず普段っぽいトークをやってくれた時は正直安心したし、以降は2-4ほどささくれ立った気分になることはなかった。
でもあんなに好きなはずの「繋がれる」っていうメッセージが自分の胸には空虚に響いてしまった瞬間に、今は多分どうやっても駄目なんだなと思った。ので、またいつか楽しく会える日がくることがあればいいなと今は思っている。断絶してしまうのはやっぱり寂しいし、勝手で一方的なものだけどやっぱり今寂しいし、2人に、特にあんなに応援していたはずの海瑠さんに申し訳ない気持ちもある。
ともかくチーム徳光、ここまで本当に、お疲れさまでした。


10月9日(水)

泣いても笑っても御在所の、そしてガルラジ全部の最終回。この日は一番いつも通りというか、普通に直前に労を終えて帰りの電車に揺られながら聞いた。セカンドの時間になってからはこの聞き方がおそらく一番多くて、確か御在所の2-1を聞いたときも電車の中だったような気がする。バスタオルの話題がちょっと出てきて笑っていたような気がする。あかりちゃん、バスタオルは駄目だけど匂いのする泥は大丈夫なんだ……。
最後だけれどいつも変わらずに怪異にまつわる薀蓄だとか、だんだん増えてきた3人のプライベートの話とかが楽しげに流れてゆく。かぐりん女子力計画なんていうのもなんだか上手くいったのかいかなかったのかわからなかったけれど、そんな曖昧さが心地よい。なんだかんだで一番ラジオっぽいことをセカンドでしていたのは結果的にカグラヤだったと思っていて、それは放送内でのトラブルの少なさとか、番組としてのフォーマットに沿った進行に徹していたからとか、色々あるのだと思う。ちょっと隠し事みたいなのがちらついた事もあったけれど2-5でさらっとリスナーの前で回収されたりして。


そんなカグラヤだから多分何かしらの動きはないんだろうなと思っていたかぐりんの父親から番組へのメールが届いたのは驚いた。ここでもまたメールというラジオの形式を崩さずにやっているのが偉く、神楽父もラジオを聞いて今の娘の近況を受け取っていたようだ。あかりちゃんから紹介された神楽父からの娘やその友人たちに対するメッセージには、普段飄々としていたかぐりんも色々と思うところがあるようで、まさかこんなドラマチックな展開が御在所のラストで待っていると思わなかったので驚いてしまった。でもだからどうということはなくて、今後もそれぞれが、それぞれの人生をやっていく中でこうして繋がったり離れたりして。そしてこの展開を導いたのが、ここまでラジオを続けてきたからなのだよな。徳ちゃんがイマイチやる気のない2人をなんとかかんとかまとめてやってきて、あの手この手で工夫をしたりときには他チームを頑張ってパクったりもして、段々と2人も乗ってきて楽しいラジオになって。単純に楽しいラジオをやっている事自体がある意味で感動的なのが御在所セカンドだったのだけれど、ただ聞いていただけとは言えそんな番組を我々も応援して、そして12回の放送の最後でラジオだからこそ繋がれた展開があり……だからこんなに、ラジオをやってきたからこその美しい「物語」があるのが本当に素敵だと思うんだ、チーム御在所。

最後の最後で徳ちゃんがもっと続けていたい、みたいなことを話した時に俺も本当に同じ気持ちだったのでそれだなあとなってしまった。でもかぐりんはそんな徳ちゃんを前に進まないといけないと優しく諭すのだ。短い期間ながらも、しかし2019年に鮮烈に残ったガルラジの記憶だったが、しかし私達は生きている限りはその次へといかなければならないのだよな。あかりちゃんが川柳で「授業中 ラジオのことを 考える」と詠んだのも素晴らしくて、授業中という身ではないけれどもすっかり日常がデイズと化していたのでそれだなあになった。カグラヤの面々は我々リスナーのことを団員さんと呼称しており、それはカグラヤがラジオだけのグループでないからという設定があるからなのだが、それが今この瞬間にはパーソナリティとリスナーという関係を超えて、同志であると認めてくれているような気がして嬉しくなってしまった。だからこそ、パーソナリティの面々が先に進もうとしているのなら我々リスナーもきっと先へ進んでいかないといけないのだろう。
でもこの夜だけは終わらせてしまいたくなくて、公園で酒を飲みながら肉声を録ったりふらふらとカラオケに行ったりしてちょっと「終わる」ことを先延ばしにして。本当ならばどこか遠くに、それこそ今からでもEXPASA御在所に行ってしまいたくなったが、しかし週の真ん中にそんなことは許されず、無事にこの時の切ない気分は日常生活という偉大な力にだんだんと飲み込まれてしまっている。でもそれでもこの記憶があるのなら、きっとどこかで同じ気持ちで同じ空を見上げることができるのだろう。わたしたちは緩やかでもあの時きっと繋がることができたので。
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これはその夜スマホで撮った公園の写真です。

セカンドガルラジあれこれ

今日10/12(土)、台風前夜に情報局を聞いて再びガルラジの気分にそれなりに浸りながらこの記事の残りを書いている。せっかくなのでセカンドでなんかやったことなど。

radiotalk.jp
恥ずかしながら肉声でオタクがなんか話すやつをやっていました。ぬんさくさんという方が1st終了後にガルラジロスをご自身で埋める「一生ツイッターするらじお!」というのをやられていて、面白そうだなあと思ったのでわたしも見様見真似で始めたのがこちらの「感情を取り戻すラジオ」でした。原稿なしでなんも話せない人間なので毎回ガチガチに文を考えています。他にもいくつかガルラジのオタクさんがいろいろなことを話されているラジオがあり、全部把握できているかはわからないのだけれどどれも楽しく聞いていました。
そのうち2ndシーズンが始まって、一生ツイラジでは今度は失われた声優さんのアフタートークの代わりにオタクがアフタートークするという、平たく言うと感想戦をやられていました。そしてこれまた面白そうだなあと思ったので便乗しました、便乗してばかりだなこいつ。上のリンク内だと「感情がめちゃくちゃなラジオ」というのがそれで、感情がめちゃくちゃになった時に話しています。なんだかんだで13回と、取り戻す方と並んでいたことに今気が付きました。こちらは勢いに任せて何も原稿を用意せず話しているので支離滅裂ですが、話している方は案外気分が良かったりもします、勢いで話しているので……。


外ですが、1st終了後に拙作ながら二次創作SSというやつをたまーに書いていました。

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これは2nd開始前に書いたやつ。たまささの双子の二十歳の誕生日の様子を花菜視点で書いています。こいついい機会だからとは言え誕生日の話ばかり書いてるなと当時思いました。

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双葉2-5の後にかきあげたやつ。2ndは彩乃さんのことを考えざるを得なかったので、ガルラジ開始前の彼女のことをあれこれ妄想していたのですが、完全に暗い終わり方になるかなあなどと実は考えていました。わたしがあれこれ言うのも完全に何様なのですが、2-5を聞いてから一気に明るい未来しか見えなくなって、この話もラジオ丸々引用などというプライドもなにもない方式で、しかし非常に救われた気持ちで勢いで書き上げました。わたしの玉笹彩乃解釈バトルのデッキです。本当にセカンド時は暗い妄想しかしてなかったことを反省していて、今イメソンを投げるなら切なくも力強いこのタイトルのやつを投げると思います。
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これは徳光2-4でダメージを受けた後に2-5の後でまた苦しんで自分の妄想をぶん投げるしか無かった時に勢いで一晩で書いたやつです。これは解釈バトルではなく完全に願望と化してるのでよろしくないと思います。海瑠さんのほうが吉田さんよりも強い前提の吉田さん視点のやつなので解釈違いの方はこう生暖かい目で優しく石をこっそりと投げてください。

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手取川海瑠さんはイメソンプレイリストも昨日作りました。これ全部自分の感情を整理するためのやつなのですが、落ち着くことに一定の効果はあった感はあります。

放送は一段落したわけですがこれからツイッター公式アカウントつぶやきジャックなどもあり、今後も大いにわたしたちを曖昧にしてくれるんじゃないかなと期待しています。2019年の最後も振り回されて行きたい。2019年はガルラジ!

見っけ(初回限定盤)(SHM-CD+Blu-ray付)

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さざなみCD

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