幕張は唯一のLV+現地での参加。シンデレラのライブに初参加したのが3rd幕張ということもあり、気分が高まる(会場は違うけどね)
ウサミン星出身の菜々さんに縁もゆかりもない千葉や幕張のことをこう言わせるのはおそらく3rdでまりえっPやサプライズを含めて両日参加だったからでしょうね……にくい演出ですね……いやはや……
出演者
福原綾香(渋谷凛役)・原紗友里(本田未央役)・五十嵐裕美(双葉杏役)
今井麻夏(佐々木千枝役)・金子真由美(藤本里奈役)・佐藤亜美菜(橘ありす役)
立花理香(小早川紗枝役)・原田彩楓(三船美優役)・藤田茜(水本ゆかり役)
三宅麻理恵(安部菜々役)・杜野まこ(姫川友紀役)・山下七海(大槻唯役)
佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)・ルゥ ティン(塩見周子役)・和氣あず未(片桐早苗役)
セットリスト
- Shine!!!(全員)
- Radio Happy(山下七海)
- ステップ!(原紗友里)
- スローライフ・ファンタジー(五十嵐裕美)
- あいくるしい(金子真由美 立花理香 藤田茜)
- NUDIE★(佳村はるか)
- 薄紅(立花理香)
- in fact(佐藤亜美菜)
- この空の下(五十嵐裕美 佐藤亜美菜 ルゥ・ティン)
- AnemoneStar(福原綾香)
- 命燃やして恋せよ乙女(三宅麻理恵 原田彩楓 和氣あず未)
- アタシポンコツアンドロイド(五十嵐裕美 金子真由美 立花理香 藤田茜 三宅麻理恵)
- Nation Blue(今井麻夏 佐藤亜美菜 原田彩楓 福原綾香 ルゥ・ティン)
- SUN♡FLOWER(原紗友里 杜野まこ 山下七海 佳村はるか 和氣あず未)
- BEYOND THE STARLIGHT(全員)
- Snow Wings(金子真由美 今井麻夏 福原綾香 原紗友里 山下七海 佳村はるか)
- Can't Stop!!(和氣あず未 ※ダンサーとして参加 立花理香 山下七海)
- メルヘン∞メタモルフォーゼ!(三宅麻理恵)
- With Love(藤田茜 福原綾香 ルゥ・ティン 杜野まこ 和氣あず未)
- Take me☆Take you(三宅麻理恵 原田彩楓 原紗友里)
- Tulip(立花理香 今井麻夏 ルゥ・ティン 杜野まこ 佳村はるか)
- 夢色ハーモニー(全員)
- EVERMORE(全員)
- お願い!シンデレラ(全員)
感想
約2年の時を経てついに幕張に帰ってきたのだ……となんだか謎の感動を。
LVで予習をしてから現地、という流れは心身共に身構えることができる感じで、これはこれで悪くない。
ちなみにLVの会場も幕張だったのでなんだかいつも以上に熱気が高かった。コールガイド配ってる方もいたし。シネプレックスのほうが幕張メッセより駅には近いとはいえ、遅れると帰りの海浜幕張が大変混むのは諸刃の剣。では曲の感想を。
Radio Happy
開幕に飛んできた本公演一番の楽しみ、多少予測はしていたが。一発で会場を湧かせる会心の一曲だ。
石川でのHotel Moonsideでも思ったが、こういうエレクトロでダンサブルな感じの曲は特に現地が四方八方囲まれた心地になり映えるなあという印象。ダンサーさんも豪華に引き連れたパフォーマンスなので全体像が見えるとグッと迫力が増していた。
この曲全体的に楽しい曲なのだが、Bメロからサビへの盛り上がりが特に好き。Bでは4拍で手拍子が入り、単純なビートの中でクレッシェンドしてゆくドラムとシンセがめちゃくちゃワクワクする。2番では尺が2倍になり溜めも2倍、高揚感も2倍に、サビ前の「キャンディーみたいに甘いラブソング!」でななみん(七海さん)も煽りだすし本当に最高。ななみん、めちゃくちゃ細くて驚くし笑顔が素敵で、この公演では結構な率目で追ってしまったが大変幸福でした。
4分弱の多幸な空間を2日間満喫した。大きな不満があるとすると、4分弱はやはりあまりにも短い……特殊リミックスでせめて7分ぐらいはやって欲しい……。
NUDIE★
今回の幕張公演の偉大なるセンター、我らがカリスマるるきゃん(佳村さん)の登場。大方の予想では私含めてニュージェネレーションのどちらかかな? という感じだったが、大阪から引き続き出演となったるるきゃんがセンターを務めることで、旗を引き継ぎ進んでゆくパレードツアーなのだなあという感じがますます強まったようにも思う。
NUDIE★も大阪に続いての披露。何度聞いても切なげでエモーショナルな歌詞と、それを綺羅びやかに飾る曲が形作るこの世界観がたまらない。セクシーな黒手袋を身に着け、ピンクのウィッグと共にステージに佇むるるきゃんは美嘉そのもので、その曲世界も含めてアニメ17話で美嘉が見つけた答えの形を感じさせ、胸が熱くなる。
るるきゃんはどんな時でもはるか高みの美嘉をイメージし、そこに少しでも追いつこうと努力しているように見える。もちろん今回のステージも素晴らしかったし、たとえ本人が「なりたいセンターにはなれなかった(仲間が助けてくれた)」というようなことを言ったとしても、観客の目からは偉大なセンターに見えていたと思うし、紛うことなきカリスマの姿だったと僕は思う。どこまでも満足せずに高みを目指すその姿は、すごく美嘉っぽくて素敵だな、と月並みながら感じた。
るるきゃんに関しては歌唱に苦手意識があった、というようなお話も時々耳にするが、だとするとずっと追いかけている人にとっては本当に感慨深いステージだったのだろうなあと思ってしまう。僕が見た3rdの時から既にカリスマだったよね……。
in fact~この空の下
まず椅子とともに登場したあみなさんに驚く。椅子に座りながら静かに歌うその姿は実に人形っぽく繊細な姿で、思わず見惚れてしまった。そしてラストでは立ち上がり、力強い姿を見せるというパフォーマンスが。
いやーにくいことするなあと思っていたらそのまま『この空の下』」へと流れていく演出、おそらく本公演でもかなり演出に拘ったであろうという1シーンで、これはもう完全にやられてしまった。一人きりの『in fact』から3人揃って離れていてもみんな心は一緒だよと歌う『この空の下』につなげてくるのはあまりにも強すぎる。
人選もよくって、アニメでのクローネや「咲いてjewel」でチームだった周子と、別プロジェクトながらも影から皆を見守ってきた杏をチョイスしたのが絶妙。どちらも表立って世話を焼くタイプでないからこそ、この曲の持つ微妙な距離感がよりドラマチックに映える演出だったように思う。最後には三人中央に並び立つのもストーリーを感じさせて良い。会場に浮かぶキラキラと煌く星々も美しかった。
先程のNUDIE★含めなんとなーくアニメから曖昧に繋がった世界観を思わせるのは、まあ個人的な感じ方かもしれないが、『シンデレラの舞踏会』をかつてやった幕張ならではの世界なのかなーなどとも思ったり。そして感動からのりっかさまの「in factやわー(控室で椅子に座るあみなさんを指して)」とかいうくだらないネタのせいでもう椅子だけでin factを連想してしまう体にされてしまったぞ!
命燃やして恋せよ乙女
個性豊かなシンデレラ曲の中でもひときわ異彩を放つまさかの演歌曲。ライブで披露すると一体どうなるんだろうか……? という感じだったがこれがなかなか楽しい。金色和風で綺羅びやかなライトに照らされたステージはちょっと普段と違った趣ながらも荘厳な雰囲気を放っていたし、演歌のリズムも他にはない楽しさがあって、自然とサイリウムの振り方もバックビートではなくふんわりと頭の拍で振る感じになっていた。ライブ現場から馬鹿でかい公民館へと化した会場の雰囲気はなかなか味わい深いものがある。披露後のMCが「はぁ~いありがとうございました~」みたいなノリだったのも笑う。
今回のハイライトはなんといっても間奏部分に挟んできたセリフだと思う。「永遠の17歳……乙女」「ビール大好き……乙女」「流されやすい……乙女」と見事な3段オチの不意打ちをかましてきて、会場に笑いを巻き起こした。今日CD発売だったのでフル尺で聞けたのだが、CD音源では特にセリフはないんだね……ライブでは恒例にして欲しいなあ。
アタシポンコツアンドロイド
なにげに念願の現地初アタポンなんだよ!3rd1日目でC5勢揃いしていたのになぜか二日目にやった采配は許さないよ
ううーんやっぱりアタポンはとにかく楽しい。サビでの「なっちゃえー!」やAメロでの「セルロイド眼鏡がラブリー」などコールも盛りだくさんで楽しめる。コール曲もまた現地だと熱気が高くて良いね。とにかく幸せな時間だった。
BEYOND THE STARLIGHT
このツアーでは全体曲はここまで2パターンのセトリで披露されており、このタイミングでやるのはStar!かこの曲というコンパチ仕様。そういうこともあってそろそろ目新しさはなくなってきたな……という頃だったのだが、いやこれが現地だとめちゃくちゃ迫力が違って大変楽しかった。こちらもコール曲で結構派手に盛り上がるというのもあるし、全員揃ったステージの圧は映像と現実ではまるで違うように感じた。終盤に差し掛かる前の全員での見せ場ということもあり、背景の演出もかなり激しくギラギラとしていて否応なしにテンションが上がってしまった。人間やっぱり光と音の暴力には勝てないんだなとか思うなど。
歌詞も好きで、「誰よりも高く」「ぶつかって火花が散って」とかなりアイドル界の熾烈な競争を思わせる詞でもあるが、その結果「星座になって永遠に語り継がれる」というのが素敵。同日に披露されたEVERMOREでも「仲間の数が増えていく度 叶う願いも増えていくね」と歌っているように、ライバルでもある仲間たちがいることの素晴らしさを謳うシンデレラガールズのスタイルはやっぱりなんだかんだ好きだなあ。
総括
仲間の数が増えていく度に叶う願いも増えていけば、いろんな景色が見えるようもになるんだなあと実感した、まだまだここから参加の方も多いツアー5公演目。普段はっしーがやっているセンターをいろいろな人が担当する、というそれだけでもかなりのドラマが生まれて、いやあ全国ツアー本当に楽しいなという気持ちでいっぱいである。
今回のセンターのるるきゃんも皆を引っ張り、また皆に支えられてこうしてステージが出来ていったんだなということを思わせてくれて、毎回思うけれどこの地方公演ごとのチーム感がなんとも不思議な魅力だ。このままバトンを繋いで到達する千秋楽SSAが果たしてどのような公演になるのか、それが見れる時はもうほんのすぐ先。
おまけ
毎度おなじみ山手線デレステ広告も、響子ちゃんがいたので見てきた。今回上の感想には書かなかったけれどWith Loveもヴェールを被った姿でのパフォーマンスが素敵だった。次は是非種﨑さんの参加したバージョンで聞きたいなあ。
秋葉原の夜に佇む桃華ちゃま。うーん不思議な感じ……。
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