長かった地方公演もいよいよこの福岡が最後となり、クライマックスをさいたまスーパーアリーナで迎えることとなる。シンデレラのパレードのゴールは近い。
出演者
藍原ことみ(一ノ瀬志希役)・青木志貴(二宮飛鳥役)・飯田友子(速水奏役)
大坪由佳(三村かな子役)・金子有希(高森藍子役)・木村珠莉(相葉夕美役)
下地紫野(中野有香役)・高田憂希(依田芳乃役)・高森奈津美(前川みく役)
種﨑敦美(五十嵐響子役)・春野ななみ(上田鈴帆役)・渕上舞(北条加蓮役)
松井恵理子(神谷奈緒役)・村中知(大和亜季役)・山本希望(城ヶ崎莉嘉役)
セットリスト
- Yes! Party time!!(全員)
- SUPERLOVE☆(山本希望)
- ニャンと☆スペクタクル(高森奈津美)
- 恋色エナジー(下地紫野)
- lilac time(木村珠莉)
- Nothing but You(下地紫野 高森奈津美 青木志貴 飯田友子 松井恵理子)
- この空の下(藍原ことみ 村中知 春野ななみ)
- 桜の頃(種﨑敦美 金子有希 高田憂希)
- 祈りの花(高田憂希)
- 青空リレーション(金子有希)
- おかしな国のおかし屋さん(大坪由佳 ※王子役として 1日目:青木志貴 2日目:春野ななみ)
- オルゴールの小箱(青木志貴 飯田友子 渕上舞 松井恵理子 村中知)
- パステルピンクな恋(藍原ことみ 大坪由佳 下地紫野 高森奈津美 種﨑敦美)
- SUN♡FLOWER(金子有希 木村珠莉 高田憂希 春野ななみ 山本希望)
- Star!!(全員)
- Take me☆Take you(高森奈津美 種﨑敦美 高田憂希)
- Frozen Tears(渕上舞)
- Memories(渕上舞 松井恵理子)
- Neo Beautiful Pain(松井恵理子)
- 生存本能ヴァルキュリア(青木志貴 村中知 金子有希 木村珠莉 春野ななみ)
- Tulip(藍原ことみ 大坪由佳 種﨑敦美 飯田友子 山本希望)
- 夕映えプレゼント(全員)
- M@GIC☆(全員)
- お願い!シンデレラ(全員)
感想
SUPERLOVE☆
開幕からかなりのスタートダッシュをキメる、アップテンポな一曲。世界中を包む莉嘉ちゃんのラブ、Radio Happyでも思うけれどこういう曲のPaのパワーは実に高い。僕も今回の公演で楽しみにしている一曲だったので、驚きの1日目ももちろんとても盛り上がったが、2日目は偶然にも城ヶ崎莉嘉ちゃんの誕生日で観客ものじょさん(山本さん)もより一層気合が入っていたような気がする。
会場からの祝福でライブ開始から早くも涙ぐむのじょさんと、そこからステージのアイドル皆で宣言された「次の曲はSUPERLOVE☆!」そしてステージでは直前までの涙を全く感じさせないパフォーマンスと本当に圧巻だった。こういうのも2日間でセットリストが変更されないが故の楽しみかな、とか思ったり。
Nothing but You
前半のポップな流れからガラッと雰囲気を変えてきた、クールな疾走感がありながらもメロディアスな一曲。AJURIKAさんのお約束「N」の系譜であり、シンデレラ曲の中ではメロディ強めのTrancing Pulseに近めかな、とか思ったり。正直デレステ実装の時はイベントが走れてなかったこともありそこまで注目していなかったのだが、ライブババーンと殴られてしまい「めちゃくちゃいい曲じゃん……」って感じになってしまった自分。早くCDを発売してくれ……。
なつねえ(高森さん)やしのしー(下地さん)は直前でめちゃくちゃ正統派Cuな曲をやってからのこれだったので、そのギャップもまた素敵。なつねえはめずらしく猫耳をつけずに登場したという気合の入りぶりだった(これがマジに珍しいらしく、本当にシンデレラ初期の初期以来だとか!)しのしーも恋色エナジーからのNBYは、アイドル中野有香の多様性を魅せつけてくれた感じがあり、更にここからのKawaii make MY day!への変身が本当に楽しみ……とちょっと話が逸れてしまった。そうしたCuアイドルとか、普段はCuなんて冗談もたまに言われたりする奈緒、当然Coという今回の参加メンバーの飛鳥・奏みんなひっくるめて、大変クールなステージでした。最後の銃のハンドポーズを決めるのもかっこいいよねー。
桜の頃~祈りの花
大阪でも披露された和風バラードが、ちょっと意外なメンツで登場。そういえば藍子ちゃんのデレステ限定SSRが和風だったな……和風ハンバーグもアリだな……としみじみ思ったが、何より驚いたのが高田さんの雰囲気が本物のよしのんすぎたということ。トークや最近の役では面白い場面が多かったので、勝手に愉快なお姉さんイメージが高まっていたのがいい意味で裏切られた……。祈りの花では花の木の枝を携え、より神々しい雰囲気に。花を持つというパフォーマンスで思わずモリッシーのグラジオラスを振り回す姿を思い出してしまったのは内緒だ。
おかしな国のおかし屋さん
福岡公園のセンターだった大坪社長、常日頃から人一倍アイマスへの熱意を語っていた彼女のセンターはとても晴れやかに見えてこちらまでほっこりした。
まさかのシンデレラでは初のヘッドマイクを活用する曲がこれだったとは……と初披露の4thから驚きの中で迎えられたこの曲だが、今回も伸び伸びとしたパフォーマンスを見せてくれた。お約束のレモンタルトを食べたり、最後の「王子」の登場で会場は今回も大盛り上がり、とにかくエンターテイメントに富んだ舞台だ。太陽王のチョイスにはやられたなぁ……。
大坪社長の持ち前の機転とトーク力で、終始和やかなライブに仕上がっていたように思う。しきくんの王子口上が、マイクトラブルか聞こえないトラブルがあったのだが、MCにて「せっかくだしもう一回やろうよ」的なフォローで客席に届けてくれたのは上手いなぁ……と舌を巻いたし、その口上があまりにも渾身すぎて笑った、ありがとう社長。そんな楽しげな彼女が本当に嬉しそうに「私たち、シンデレラガールズです!」や「アイマスですよ、アイマス!」をセンターで叫んでいたのが本当に心に残っている。最後の挨拶ではこのツアーで一番泣いていたようにも感じた社長の姿から、改めて彼女の思い入れの強さを感じた。
Take me☆Take you
第五回総選挙曲が幕張に続いての披露。個人的に驚いたのがあっちゃん(種﨑さん)がセンターでのステージだったこと。やっぱり卯月担当ということもあってこの曲には結構思い入れがあったのだが、その曲で同じP.C.Sの仲間がセンターで、卯月のパートを歌ってくれたのは嬉しかったなぁ。卯月より年下な響子ちゃんは、なんとなくユニットの後輩的なポジションだなぁなんて思っていたりもして、あっちゃんも去年から参加のシンデレラの新メンバーで、そんな状況でこの前向きな曲を歌ってくれたのになんだかとても感動してしまった。
先述した『桜の頃』ではしっとりとした和な姿を、また『Tulip』では小悪魔的な姿を(「生まれつきの天使は〜」のパートを歌ってくれたのが本当ににくい!)見せてくれたあっちゃんから、まだまだ底がしれないアイドル五十嵐響子のポテンシャルが見えた気がする。コメントではあまりに真剣すぎてあまりにも独特の空気を纏うあっちゃんだが、ステージでは響子ちゃんそのものなのに限りないプロとしての実力を感じた。これからもまだまだ新しい世界を「きっと私が見せて」くれると思うので、心から「期待して」います。
Frozen Tears~Memories~Neo Beautiful Pain
後半のハイライトは間違えなくここでしょうという感じ。まず渕上先輩の『Frozen Tears』、三拍子の流れるようなリズムと、透明感のあるメロディ・歌声に浄化される。曲中の歌詞を台詞に変える演出があったのだが、一日目ではいたずらっぽく「内緒」に、そして二日目に「ありがとう」に仕込んできたのは見事にやられた。「努力が好きではない」とMCで話しつつも本当に素敵なステージに仕上げてくれた渕上先輩の言葉に、ちょっと素直になれない加蓮の姿を見た気がした。
さてそこからの驚きの『Memories』、今回のアニメ曲枠は『この空の下』だと思っていたので本当に驚かされた、ツアーお約束を逆手に取った見事なセットリスト。対象的動きが美しいダンスも実に素敵。
『Neo Beautiful Pain』、技巧で攻めてきた渕上さんとは対照的に、まつえりさん(松井さん)はとにかくパワーを高めて殴ってきたなあみたいな印象がある。今までのEDM系ソングの中でもかなりハードコアな香りが強い一曲で、メロディアスな『Nothing but You』などとはまた一線を画した格好良さの仕上がり。完璧に構築されたステージ上の世界観は、『Hotel Moonside』にも匹敵するレベルだったし、シンデレラのステージにおいてまた新たな1ページが刻まれたことを強く感じた。
まつえりさんも腕をグルングルン回したり、ジャンプをしたりと実に熱量の高い渾身のダンスを披露。本来のダンスから本人たっての希望で更に増やしたというのだから恐れ入る。『2nd SIDE』とは一味違う奈緒の新境地だよなあ……としみじみ思ったが、でもMCで「大好きだー!」と叫んでくれたまつえりさんを見ると、虹色橋もやっぱりいいよね……みたいな気分にもなって、ソロ二曲目は本当にライブ披露を考えると悩ましいな。
総括
ほのぼのとしたMCから、セットリストではなかなかクール色が強くそのギャップが面白かった公演。大坪プロのセンターの姿を見れただけでこの地方ツアーに価値があった……(毎回センターの方を見るたびに同じこと思ってる)という感じだったが、これでいよいよ終わりと思うと寂しくもあり、この3ヶ月が長かったような短かったような、不思議な感覚だ。隔週ライブというのもかなりボリューム感はあったが、しかし素直に楽しい期間だった、本当に。
残すところはSSA、これを書いているのもそのほんの直前だ。自分的にはやっぱり悲願のラブレター披露、これに魂を注いでいきたい。
おまけ
モバマスで卯月の新SRが登場してた。美穂ちゃんから続くピンクチェックスクールの新衣装。まあ僕はモバの方はほどほどがモットーなのでいずれお迎えできたらいいなあみたいな感じだのだが。
故にいくら卯月ちゃんの楽しい休日はプロデューサーの選択にかかってますよ、みたいな悪辣なマーケティングを受けても揺るぎない心と固い財布の紐があるのだ。うん。
うん……。
うおおーっ!5STEPガチャはいい文明!やったぜ!!
しかしモバの怖いところはこの後特訓もしないといけないわけで。今の自分には特訓できないからと泣く泣く去年のアニバ報酬を手放して(でも死ぬほど後悔した)得たなけなしのドリンクがあるのでお迎えは可能なんだが、宝の持ち腐れになるのも……だったらイベントを走ればいいのではないか?
というわけで世界一かわいいメロンの精がスカウトされた。本当に世界一かわいいな。メロンだし、エメラルドスプラッシュしそうなのもいい。はぁ……島村卯月……。
今回のイベントはアイチャレ。僕がモバを真面目にやりだしたのが去年の総選挙あたりのサバゲーアイチャレなので、なんだかまたアイチャレをやるのも偶然だなあみたいな気分に。りなぽよの鎖骨が色っぽすぎでは……。寂れた町の復興イベントに際して田舎ディスを一ミリもせずにご老人とも仲良くお仕事をするアイドルたち、本当にいい子だよな。
もう一人ぐらいパワー持ちをお迎えしようかなとも思ったのだが、資産もないのでメダルのみ、少々心もとないが手放さない卯月だけなのでパワー暴落に巻き込まれる心配がないのは安心。セオリーどおりとにかく本気モードでSPを殴るという行為をした。フゥー! 未体験の超絶固定攻バフが心地よいぜ!
という感じで無事に1000位入賞できた。アイチャレのブレッドが意外とあったので助かったなあという感想。調子に乗ってたらマニーがなくなってチャレンジレッスンがもうできません! と言われたときが一番ビビった。アイチャレ怖い。
3人の衣装も揃って晴れて次イベでユニットとしても登場したピンクチェックスクール。ラブレター初披露直前にこれが来たのが結構嬉しい。いつか美穂ちゃんと響子ちゃんもお迎えするんだ……という気持ちを新たに。がんばります。
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