白山を訪れて手取川海瑠の気持ちになった結果、完全に思春期になり思わずガルラジの各キャラクターのイメソンを考えてしまいました。
でも青臭いのがガルラジだと思うんですよ。
チーム岡崎
二兎春花 / RUSH
やっぱり二兎ちゃんには皆を応援する曲が似合うなあ、ということでHAPPY BIVOAC収録、ピロウズでも屈指の応援歌ソングのシングル曲、RUSHを選出。
「閉ざされた彼女のドアを / 壊れるほど何度もノックした」ってすごく彼女らしい歌詞じゃないですか?
一方でこの曲が大人になっていく少女を応援する曲でもあるのがとても良いんですよ。何故ならオカジョや二兎春花の物語は大人になっていく話なので……「この止まない雨に濡れながら行こう」なんですよね。
萬歳智加 / 白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター
智加ちゃん、完全に孤独な曲を選んでしまいました。ドライっぽい顔をしつつその実オカジョの今の時間を大切にしてるのが彼女だと思うんですよね。
「無邪気だった季節をそっと引っ張り出してみたんだ」いずれこのずっと先で今の夏を思い出す時に、彼女はどのようなことを思うんでしょうか。「赤い髪」というのもどうしてもあの子の事を思い浮かべてしまいますが……。
ふっと気を抜くと強がりながらも独りになってしまいそうな危うさが彼女にはあります。この曲自体は終わってしまった人間がそれでもと歩む曲なのですが、彼女のための願いは他の二人の曲に込めてもいます。
桜泉真維 / Beehive
彼女がオカジョのラジオでどんどん本当の姿を見せていくのが本当に嬉しいんですよね。お姉さんキャラというものが決してフェイクなわけではないんですが、一方でその型に自分でハマりがちだった彼女がのびのびと好きなことについて話すのがとても微笑ましいんですね。
「恐がって疑って / でもちょっと覗いてたんだ / 目が合って手を振って / 今信じてみたくなったんだ」という歌詞が本当に暖かい。一緒にやってきたのが二人だからこそ、彼女の心の鍵が外されたんだと思います。
一方で真維ちゃんには二兎ちゃんと一緒に智加ちゃんを引っ張り上げてほしいという気持ちも込めています。頼むから世界中の窓から笑い声が零れて3人で帰り道を帰ってくれ~~~!
チーム富士川
年魚市すず / カーニバル
チーム富士川といえば観覧車、そして観覧車と言えばもちろんこの曲ですね。
今思ったのですが、一人ぼっち同士の集まりである富士川に観覧車のモチーフをぶつけたの、もしや狙っていたのか? などと思い疑心暗鬼になっていますが……。
「観覧車に独りで暮らしてる / 大嫌いな世界を見下ろして」「去っていった連中の足跡に / 効き目のない呪文で祝福を」などの反骨精神に溢れているのも彼女らしくて良い。
そしてこのCARNIVALはこれでもかという孤独に溢れた曲なんですが、「待ってたんだキミと出会う日を」で締めるんですよね。
チーム双葉
玉笹彩美 / Kim deal
玉笹彩美、僕にとってのKim dealなんですよ。それにしてもアイドルガチ恋ソングみたいな曲の対象にキムディール姐さんを持ってくる山中さわおのセンスが本当に好き。
願わくばニートで半労働へのあこがれでもあって欲しい気持ちがないと言えばウソになりますけど、それでもやっぱり彩美には無敵の存在であって欲しいんですね。
「僕の涙を乾かせるのは / 街に溢れる優しい歌じゃない / 世界中探してもキミしか居ない / うたってよダーリン」この歌詞が全てですよね。
玉笹彩乃 / My girl
正直かなり迷ったと言うか、ここまで俺のイメージを押し付けても良いものか? という迷いはあるのですが私のロジックは私なので……。
大体彩乃→彩美のイメージなのですが、でも一つだけ確実なのは絶対に彩美が独り立ちすると一番寂しいのは彩乃なんですよ。絶対にどこかで誰かと笑ってるのならそれでかまわないなんて思えないでくれ……。
双葉、ガチ恋ソングばかりになってきていますね。深く掘らないでおきましょう。
チーム徳光
手取川海瑠 / I Know You
手取川のイメソン、かなり迷いました。何故ならマッチする曲が多すぎるので……。名前を出すと、『Juliet』とか『Advice』とかまあいくらでも出てくるわけですが……。
結局なんでこれにしたかというと、この曲が少女の小ささと力強さを両方表現していて、その2つがあるのがぴったりだとおもったからなんですね。
「'こんな星は大嫌い / 必殺チョップで今に砕いてみせるわ'と / かまえて笑うけど / 子供じみた瞳にちょっと涙浮かべてた」なんて最高の一節じゃないですか、星が出てきてるのもいいですね。
そして何よりも、手取川に対して一番良いたいことは、多分みなさんもそうだと思うんですが「I Know You」なんですよ。
チーム御在所
神楽菜月 / New Animal
かぐりん、やっぱりヒーローであって欲しいなあと思うので、ピロウズの中でも最も孤高でそして強さがあるこの曲を。
「審査員は自分自身の他に / 誰もいらない」っていうのがとにかく大好きな歌詞なんですが、かぐりんは本当にこういう強さがあると思うんですよね。周囲がどうあろうと自分を貫ける強さで、団員を引っ張っていってほしいなと思います。
「触れたら無くなりそうな夢を見て / それでも手を伸ばし続けてる」っていうのもオカルトの曖昧さとマッチしていて良くないですか? いやー御在所どうなるんだろうなあ。
穂波明莉 / Come on, ghost
ガルラジ、3人チームが大体なのでスリーピースバンドとしての曲が妙にマッチするところがあるんですよね。
自由なかぐりんゴーストに貪欲な徳ちゃんビーストでしょうか? 逆でもいいかもしれない。
実家が大金持ちのお嬢様なのにカッコいい風なファッションに身を包み自由なことをやっている明莉ちゃんのオルタナ性にも合ったカッコいい曲じゃないかな、と思っています。
いやーしかし明莉ちゃんも掴みどころがいまだない子なので、今後がらっと認識が変わる可能性もありコワイですね……。
徳若実希 / ノンフィクション
御在所が最もフィクションらしい設定で、そして徳ちゃんが御在所では最も地に足のついたキャラクター……となるとここは敢えてノンフィクションをぶつけるしかないでしょう。
「真夜中のラジオに / 誘われた世界は / 僕をたくましく育てた / 何にも怖くないぜ」なんて御在所のためになる完璧な一節じゃないですか?
全体的に飄々とした世界観なのも徳ちゃんらしいと思います。絶対にこれからもダイエットしたり太ったりしながらヘラヘラと生きていって欲しいですね……。
完全に勢いで書きましたが、みなさんも是非ガルラジに当てられて中高生の心持ちで生きていきましょう。それではごきげんよう~。
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