日陰の小道

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ペコリーヌ、キャル、コッコロと巡る! 2020年アニメ美食10選ツアー!

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ペコリーヌ(アニメオタク)
「オイッス~! わたしはアニ食殿ギルドマスターのペコリーヌです☆ このアニ食殿は世の美食アニメを求めて冒険をしていくギルドなんです! みなさん、今日は2020年のアニメ作品に登場した美食を探しに行きますよ!」


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コッコロ(アニメオタク)
「はい、ペコリーヌ様。わたくしも楽しみにございます。今回はどんなアニメの美食がわたくしたちを待ち構えているのでしょうか」

キャル(アニメオタク)
「はぁ~……、ちょっとアホリーヌ、今回はまともな食事なんでしょうね? この前なんて青いカレーのために深海まで潜らされたりして大変だったんだけど……」

ペコリーヌ(アニメオタク)
「安心してくださいキャルちゃん! 今回も素晴らしい美食が私たちを待っていますよ☆ それでは早速出発です♪」

キャル(アニメオタク)
「ちょっとペコリーヌ、あんた人の話ちゃんと聞いてる!?」

コッコロ(アニメオタク)
「ふふ、おふたりともやる気いっぱいにございますね。あるじ様も準備は……ばっちりのようにございますね。2020年アニメの美食を巡るフルコース食べ歩き、どのようなものになるのかわたくしも心が高揚しております。あるじ様、はぐれないようにしてくださいまし」

アニ食殿ギルドメンバー紹介

  • ペコリーヌ(アニメオタク)

アニ食殿のギルドマスター。あらゆるアニメの美食を追求するために、ジャンルを問わず様々なアニメを見ている。どんなアニメも楽しんで見ることができるが、特に楽しい雰囲気のアニメが好き。見ている本数ではギルドメンバーの中でも随一の、頼れるリーダー。今期好きなアニメは『いわかける!-Sport Climbing Girls-』

  • キャル(アニメオタク)

アニ食殿のメンバー。自由奔放なペコリーヌに振り回されてばかりだが、案外このギルドの居心地は悪くないらしい。アニメは作りがしっかりしている硬派なアニメが好きと公言しているが、一方で昔見たアニメのことを何よりも大切にしている一面も。今期は無能なナナが好きだが、実は『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』を録画して熱心に見ていることを他のメンバーにはバレている。

  • コッコロ(アニメオタク)

アニ食殿のメンバー。記憶喪失のあるじ様のお世話をしつつ、共にアニ食殿の一員として様々な冒険へ出かけている。一見おとなしい性格だが好奇心が強く、まだ見たことのないようなアニメへの関心は人一倍。美食アニメを追い求めるペコリーヌの良き理解者。今期好きなアニメは『NOBLESS-ノブレス-』


※『プリンセスコネクト!Re:Dive』に登場するペコリーヌさんたちは別にアニメオタクではないと思うので、『ペコリーヌ(アニメオタク)』さんたちは『ペコリーヌ』さんとは関係がありません。『リン』ちゃんと『リン(デレマス)』ちゃんみたいなものだと思っていてください。

2020年アニメ美食フルコース

ペコリーヌ
「今回は、オードブル、スープ、魚料理、肉料理①、デザート①、肉料理②、野菜、デザート②、デザート③、ドリンクによってフルコースを構成しますよ! どれも2020年放送のアニメに登場した料理から選んでいます☆」

オードブル

ペコリーヌ
「まずはネコぱらの世界からの料理ですよ! 現代日本とはちょっと異なるネコちゃんたちと暮らす世界のお話ですね♪う〜んどの子もキャルちゃんみたいにかわいいです、ヤバイですね☆」

キャル
「ちょっと!あたしは獣人なんだからネコ扱いすんな! でも不思議よね、この"ネコ"って生き物。この世界だとネコ以外はそういう動物はいないのかしら?」

ペコリーヌ「そう言われるとちょっと不思議ですね……。ちなみに、この世界のネコさんたちも猫さんの好きな食べ物は大好きみたいですよ! 今回オードブルに登場するのは新鮮なカツオのたたきです!」

コッコロ
「アニメでは1話に登場しております。ポン酢なる調味料で食すのが大変美味らしく、夕食時にポン酢を切らしたことでショコラさまが買いに走る……というのが1話のストーリーでございます」


ペコリーヌ「お刺身は何で食べても美味しいですけど、このポン酢っていう調味料のこともとっても気になりますね!名前からするとお酢なんでしょうか?じゅるり…」


キャル
「ランドソルでは見かけない調味料よね。サレンあたりだったら知ってるのかしら?」

コッコロ
「わたくしもいつか食べてみたいものでございます。ちなみにアニメではポン酢を探してショコラ様が家を出たことで、捨てネコであるカカオさまと出合っていますね。何事も縁、ということでしょうか」

ペコリーヌ
「キャルちゃんもよく捨て猫ちゃんにエサをあげていますよね☆」

キャル
「ち、ちょっと何急に言い出すのよ、たまたま!たまたま気まぐれに余ったのをやっただっつーの!」

コッコロ
「ふふ、キャルさまはいつでもお優しいですね」


オードブル:ポン酢で食べるカツオのたたき(ネコぱら)
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『ネコぱら』第1話より

キャル
「酸味は食欲を刺激するのよね。レモンかけてもいい?」

スープ

ペコリーヌ
「スープを用意したのはNOBLESSEの世界からです☆」

キャル
「それはいいんだけどラーメンって……スープとしては重くないかしら?」

コッコロ
「NOBLESSEはとある絶大なお力を持ったライ様が目覚め、現代社会に馴染んでいくお話ですね。わたくし、吸血鬼や改
造人間の方の生活を存じ上げないものですから、登場人物のみなさまの生活には興味津々にございます」

キャル
「ふーん、まぁ何でもいいけどね。冷めないうちに食べましょうよ、いただき…」

ペコリーヌ
あっちょっと待ってくださいキャルちゃん!ダメですよ、ちゃんと麺が増えるまで待たないと!」

キャル
「は?麺が増えるまで待つって……伸びるまでってこと? いやいや、ラーメンって麺が伸びたら美味しくないものでしょ? ねぇちょっとコロ助もなんか言ってやんなさいよ」

コッコロ
「いいえ、キャルさま、ここではラーメンの麺が増えるのを待つのが作法でございますよ。ラーメンの器を前にして麺が増えるまでじっと待つ……。平和だからこそできる贅沢なラーメンの食し方ですね。わたくし、またひとつアニメを見て大切なことを学びました」

ペコリーヌ
「はい! やっぱり平和な食卓が一番ですよね☆」

キャル
「え……え? これ、あたしが間違ってるの?」

スープ:伸ばしたラーメン(NOBLESSE-ノブレス-)
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『NOBLESSE-ノブレス-』第1話より

コッコロ
「じっくり麺が増えるのを待ちましょう」

魚料理

キャル
「アジの焼き魚……今回は普通の食事っぽいわね」

ペコリーヌ
「釣り、イイですよね~、買ったお魚も美味しいですが、やっぱり自分で釣ったお魚は鮮度が違います!」

コッコロ
「2020年のお魚アニメと言えばやはり『放課後ていぼう日誌』にございますね。釣りだけにとどまらず、魚介類をめぐる部活の作品でした。潮干狩りの回などもございますね」

キャル
「釣りって一言で言ってもいろんな方法があるのよね。アニメではアジを釣るために、主人公の日渚が初めてのべ竿での釣りを体験しているわ」

ペコリーヌ
「釣りは野生のお魚との一対一の戦いですからね。獲った生き物は残さず食べる、そんなとっても大切な心構えもアニメでは語られていますよ。わたしもお魚も魔物も残さず食べるようにしています☆」

キャル
「いや魔物を食べるのはあんただけだからね……あたしもだんだん慣れてきちゃったけど」

コッコロ
「一見シンプルなお話になりそうですが、目当ての生き物ごとに様々な創意工夫を凝らす様は見ていてとても興味ぶこうございました。釣りというのも奥が深いものなのですね」

ペコリーヌ
「また今度みんなで釣りにいきましょうね!」

魚料理:アジの焼き魚(放課後ていぼう日誌)
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『放課後ていぼう日誌』第10話より

ペコリーヌ
「いくらでもごはんが食べられちゃいます、ヤバいですね☆」

肉料理①

キャル「豚バラ味噌炒め、カイワレを添えて……ってこれまた随分家庭的な料理ね。フルコースのメインだったらもっと豪勢でもいいんじゃないの?」

ペコリーヌ
「ちっちっ、甘いですよキャルちゃん……このアニメこそ、私たちプリコネのアニメと放送当時食事アニメとして熾烈な争いをした(※筆者の個人調べです)、『八男って、それはないでしょう!』のクライマックスの料理なんですよ!」

コッコロ
「わたくしたち同様西洋ファンタジー風の舞台の作品でありましたが、日本食に親しまれたヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター様は醤油や味噌がなかなか手に入らず大変苦労されておりましたね。調味料は、やはりお料理においてもとても大切な、欠かせないものですから」

キャル「ふーん、そういうものかしら? まあ、慣れ親しんだ食事ができない、っていうのは海外旅行なんかでも大きなストレスになるらしいわね」

ペコリーヌ
「やっぱり食事は人生においてもっとも大切なことですから! この豚バラ味噌炒めは一話で、まだサラリーマンだったヴェンデリンさんが今まさに食事をしようというタイミングで転生しちゃったので食べられなかったんですよね。かわいそうです…」

コッコロ
「この作品は貴族社会で成り上がっていくお話でしたが、ヴェンデリン様的にはそこを足がかりにして醤油や味噌の製造をする、というのも大きな目標でした」

キャル
「醤油工場とか作っちゃうのは恐れ入るわね……」

肉料理:豚バラ味噌炒め~カイワレを添えて~
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八男って、それはないでしょう!』第12話より

キャル
「わかったけど、せっかくだしカマトロとかもうちょっと豪華なものでも良くなかったかしら?」

デザート①

ペコリーヌ
「ここで食間のデザートです! 今回のデザートはプリンですね☆」

キャル
「普通のプリンみたいね……プリンにはあんまり個人的にいい思い出がないから、ちょっと身構えちゃうわ。」

コッコロ
「手作りのプリン、とても優しい味がいたします。きっと食べられる方のことを深く思いながら作られたものなのでしょうね」

ペコリーヌ
「このプリンは『宝石商リチャード氏の謎鑑定』に登場しました! かつてリチャードさんの家庭教師だった方が作ってくれたプリンは、時間が経ってもリチャードさんたち兄弟の心を結ぶものだったんですね。和解の証として振る舞われたプリンは、とても感動的なシーンでした!」

コッコロ
「素敵な食べ物の記憶、とても素晴らしいことですね。このアニメではリチャード様がいろいろな甘味をご所望され、助手の正義さまが作ってあげるシーンがたくさんございました。わたくしも皆様とまたそんなおいしい記憶を紡いでいきたいものでございます。」

ペコリーヌ
「えっへへ〜、これからもどんどん美味しいものを食べましょうね!」

キャル
「ふ、ふん! まあ、あたしも付き合ってあげないことはないわよ。」

デザート(食間):正義の作ったプリン
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『宝石商リチャード氏の謎鑑定』 第10話より

ペコリーヌ
「イギリス的にはプディングという発音ですよ☆」

肉料理②

ペコリーヌ
「お次の肉料理は……じゃーん! カツカレーです!」

キャル
「なんか肉料理いつも庶民的よね、まあ別に嫌いじゃないけど……」

コッコロ
「カツカレーが登場したのは『ジビエート』にございますね。『ジビエ』なる怪物が世界中に溢れかえった危機的な状況のお話にございます」

ペコリーヌ
「カレーは何度か登場していますね! 千水さん、兼六さん、雪之丞さんたちは戦国時代や江戸時代からタイムスリップしてきたので、カレーにとても驚いていましたよ☆ 厳しい状況ですから、カレーもレトルトのものだったりとなかなか食べ物は手に入らなかったようですね……」

キャル
「へぇ~、そんな厳しい状況、あたしはゴメンだわ……。まあ結局ペコリーヌに付き合ってたら食べ物が手に入らない状況とか普通にあるけど……。それにしても、そんな状況でよくトンカツなんて用意できたわね?」

コッコロ
「実は主人公チームと敵対したり仲間になったりする『ガリアンズ』という無法集団の方々がいるのですが、そこの佐久間様が作る料理はすべてカツカレーになってしまうのです」

キャル
「はぁ?すべてカツカレーって一体どういうこと?」

ペコリーヌ
「佐久間さんは他だと爆弾も作れますよ!」

キャル
「ごめん、爆弾とカツカレーってなんか関係ある?」

コッコロ
「最初はなにも作れなかった佐久間さまが、練習してカツカレーを作るようになったのは感動的なエピソードでしたね」

キャル
「いやでも全部カツカレーには普通ならなくない?」

肉料理:カツカレー
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ジビエート』第7話より

ペコリーヌ
「蕎麦もいいですよ☆」

野菜

ペコリーヌ
「じゃーん!野菜のメニューはこちらです!山菜の天ぷら!」

キャル
「うえ~、あたし山菜ってあんまり得意じゃないのよね、なんか独特のエグみがあるっていうか……」

コッコロ
「いけませんよキャル様、好き嫌いをされては栄養が偏ってしまいます」

キャル
コロ助、あんたあいつ以外にもだんだんお母さんっぽく振る舞うようになってきたわね……」

ペコリーヌ
「それにこれは出来たての山菜の天ぷらですから! そのまま食べても美味しいですよ♪」

キャル
「わかったわかった、食べればいいんでしょ! ん、んん……おいしい……? 確かに悪くないわね……」

ペコリーヌ
「新鮮で瑞々しい山菜をすぐに揚げてありますから、とっても美味しいですよ! これは『白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』の山菜料理ですね☆ 物語の中盤で白の王国と黒の王国が友好の証として山菜を取りに行くエピソードがあるんですよ!」

コッコロ
「とても心温まるお話でございました。しかし、運命の歯車は再び両者を引き裂いてしまいます」

ペコリーヌ
「せっかく仲良くご飯を食べた人たちで争うのは、とても悲しいですね……。」

キャル
「……まあ人ってそれぞれいろんな立場があったりするからさ、単純じゃないのよ。」

ペコリーヌ
「キャルちゃん……キャルちゃんは、もうどこへも行きませんよね?」

キャル
「……今更、言うまでもないでしょ。ほら、次の料理の準備に行くわよ!」

ペコリーヌ
「えへへ……はい!」

野菜:山菜の天ぷら(白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE)
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白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE』第7話より

コッコロ
「黒の国の幸、アンチョビもございますよ」

デザート②

ペコリーヌ
「メインの食事が済んだのでここで改めてデザートですよ!次のデザートはプリンです!」

キャル
「え、またプリン? 別にいいけどさっきも食べたんだし他のものでもよくない?」

コッコロ
「キャル様、今度のプリンは一味違います。あの大企業、ファーレイCEO・ゼン様お手製の大人気のプリンにございますよ」

ペコリーヌ
「超人気店で、お店の評判は悪いのにやみつきになってしまうという不思議なプリンですね! 人々を虜にするプリン、どんな味なんでしょうか、じゅるり……」

キャル
「ゼン様は料理が趣味で、片手間にこの料理店のシェフをされているようですね。あまりの美味しさに、"わたし"様も感激されていらっしゃいました」

ペコリーヌ
「なんでも昔に離れ離れになってしまった人を探すためにプリンを作っているらしいですよ、とってもロマンチックですね☆」

キャル
「う、うーん……確かにこれはかなり美味しいわね。さっきの素朴なプリンも美味しかったけど、こっちはもっと洗練された味だわ。さすがCEOってところかしら」

コッコロ
「こちらのプリンもまた、また誰かを想って作られた料理でございます。いつでも料理に大切なのは愛情、といったところでしょうか。ふふ」

デザート:ゼンの作ったプリン
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『恋とプロデューサー~EVOL×LOVE~』第3話より

ペコリーヌ
「足りなかったらポテチもありますよ!」

デザート③

キャル
「まさかとは思うけど……」

コッコロ
「キャル様、お察しの通り、再びプリンでございます」

キャル
「なんでプリンばっかりなのよ!? デザートって3回もあるんだから普通いろんなものが出てくるんじゃないの!?」

ペコリーヌ
「キャルちゃん、ここまで来たら覚悟を決めてください。今年2020年はプリンアワー、だとしたら、わたしたちも食をテーマとする作品としてそこから逃げるわけにはいきません!」

コッコロ
「はい、ペコリーヌ様。今回はわたくしたち『プリンセスコネクト!Re:Dive』から、ペコリーヌ様特製のプリンでございます」

キャル
「そこ勝負する必要あった!? ま、まあペコリーヌの料理の腕に不安はないけどさ……」

ペコリーヌ
「あれは美食殿最大の危機でした……!まさかみんながプリンにされてしまうなんて! とっても美味しそうでした!」

キャル
「いや食べないわよね!?」

ペコリーヌ
「大丈夫ですよキャルちゃん! キャルちゃんはいつも美味しそうですから!」

キャル
「ちょっとそれどういう意味よ!?」

コッコロ
「プリンになる体験……わたくしも初めてでございました。ただ、あまりもうやりたくはないですね……」

ペコリーヌ
「ちなみに、今年のプリンアニメはまだありますよ☆ エタニティ~深夜の濡れ恋ちゃんねる~ではプリンの田中さんが……」

キャル
「いやもうプリンは十分だから!」

デザート:ペコリーヌの作ったプリン
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キャル
「……そういえばこれセミとか使ってるんだっけ?」

ドリンク

ペコリーヌ
「最後のドリンクはこちら! 食後のコーヒーですよ☆」

コッコロ
ホイップクリームにてお花が形作られていますね。見た目もとても華やかにございます」

キャル
「これは『ご注文はうさぎですか?BLOOM』で登場したチノの淹れたコーヒーね。流石にあたしもごちうさは見てたわ」

ご注文はうさぎですか?BLOOM、わたくしも楽しみに見ておりましたが、とても感動的な作品でした」

ペコリーヌ
「このコーヒーも、身近にいる人たちのことを考えてブレンドされているみたいですね。やっぱり料理は愛情が一番です!」

コッコロ
「はい、わたくし苦いものはあまり得意ではないのですが……こちらはとても美味しくいただけます」

ペコリーヌ
「みなさん、足りなかったらパンもありますよ!」

キャル
「いやどれだけ食うつもりなのよ!」


ドリンク:ホイップ乗せスペシャブレンドコーヒー(ご注文はうさぎですか?BLOOM)
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ご注文はうさぎですか?BLOOM』第6話より

コッコロ
「とてもあたたかい味がいたしますね」

2020アニメフルコースまとめ


ペコリーヌ
「これで! フルコースが……完成です!」


  • オードブル:ポン酢で食べるカツオのたたき(ネコぱら)
  • スープ:伸ばしたラーメン(NOBLESSE-ノブレス-)
  • 魚料理:アジの焼き魚(放課後ていぼう日誌)
  • デザート①:正義の作ったプリン(宝石商リチャード氏の謎鑑定)
  • 肉料理②:カツカレー(ジビエート)
  • デザート②:ゼンの作ったプリン(恋とプロデューサー~EVOL×LOVE~)
  • デザート③:ペコリーヌの作ったプリン(プリンセスコネクト!Re:Dive)

キャル
「はぁ~どうなることかと思ったけど、思いの外まともになったんじゃないかしら?」

コッコロ
「こうして並べてみるとお料理アニメでも今年は大変豊作でございました」

ペコリーヌ
「まだまだ紹介しきれなかったものもありますよ! シャチバトの卵スープとか……」

キャル
「はいはい、きりがないから今回はここまでね」

コッコロ
「あるじ様もお楽しみいただけましたか? ふふ、ご満足いただいたようですね。とても表情が輝いて見えますよ。……おや? これは……」

キャル
「いや本当に光ってるわよあんた!これってまさか……」


――一行は突如として強い光に包まれる――






















ペコリーヌ
「うっ、ここは……。あれは、高い……高層ビル? ランドソルではないですが、とても見覚えがあります。ここは……」











「グオ~~ッ!」


ペコリーヌ
「っ!?」











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「グオ~~ッ!!」


ペコリーヌ
「これは……ジビエ!? くっ……させません、ペコリーヌ、参ります! はぁぁぁぁッ……」

「プリンセス、ストライク!!!」

「グォ~~ッ」

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コッコロ
「みなさま、ご無事ですか! どうやらわたくしたちはジビエートの世界に迷い込んでしまったようです」

キャル
「はぁ!? ジビエートってさっきの……ちょっと、冗談じゃないわよ! ……ってペコリーヌ! あんたなにやってんの!?」

ペコリーヌ
「えへへ~ひとまずせっかくジビエを倒しましたから、食事にしませんか? 私、ジビエは流石に食べたことがないんですよ!これが本当の"ジビエ料理"ってやつですね☆」

キャル
「え?いやいやあんたこれウイルスとかあるんでしょ? 大丈夫なの?」

ペコリーヌ
「大丈夫ですよ! 食べられないものは口に入れればわかりますので☆」

コッコロ
「ペコリーヌ様……流石にございます。やはり、どのような状況でも諦めずに前を向くことが大切なのですね。私もジビエ料理、お供いたします」

キャル
「ちょっと、コロ助まで、正気なの~!? あーもうわかった! わかったわよ! 他に食料もないんでしょ!」

ペコリーヌ
「じゃあちょっと予想外のことになっちゃいましたが……どこにいてもみんなとアニメがいればそこがアニ食殿です! 早速いただきましょう!」


コッコロ
「希望を捨てなければ明けない夜はございません。モニターの前のあるじ様たちも、是非新年に合わせて2020年のアニメ美食を振り返り、新たな一年のスタートを切りましょうね。それでは、また来年の美食アニメでお会いいたしましょう」


~Fin~