日陰の小道

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『星屑テレパス』アニメと原作漫画の比較メモ(1話)【星テレ】

  • あくまで個人用のメモです。
  • できる限り気になった箇所を取り上げますが、全ての差異を網羅するものではありません(媒体が違うので網羅しようとするとあまりにも多くなるため)
  • 補足で原作の該当範囲を記します。

第1話「彗星エンカウント」アニメと原作の比較

アバン(原作1巻冒頭~1話)

  • 1巻冒頭と1話冒頭をミックスした内容。*1
  • 原作だと縦長コマで表現していたと思われる、鏡に向かう海果の様子をハッキリと描写。*2
  • 「ありがとう!」→「ありがとう! 宇宙人さん!」にセリフ変更。*3
  • 海果がハンガーを鏡に直すアクションを追加。*4
  • 海果のシーンとユウのシーンを分割。*5

A(原作1巻1話~2話)

  • 先生が後ろで話しているセリフを色々追加。*6
  • 「普通の地球人である」→「みんなと同じ、ごく普通の地球人……のはず」にセリフ変更。海果がきょろきょろするアクション追加。*7
  • 海果の顔のアップが追加が多い印象*8
  • 自己紹介の時、海果が中途半端に椅子から立っているのアクションの追加*9

※原作ではかなり文語調だったモノローグがかなり話し言葉に近づけている。

  • 「居場所など存在しないのである」→「存在しない」にセリフ変更。*10
  • 「きらめく世界があるはずなんだ」→「あるはず」にセリフ変更。*11
  • 「見つけてみせようではないか」→「見つけてみせよう」にセリフ変更。*12
  • 原作では「ファイトだうみ…」と中断しているモノローグが「ファイトだ海果!」に変更。*13
  • 原作では海果がカーテンに包まる格好だったのが、後ろに隠れる感じに変更。*14
  • 宇宙語辞典を読む海果、左右逆の構図。*15
  • クラスメイトのセリフが「もっとマシなギャグ」→「他のギャグ」でマイルドになった印象。*16
  • クラスメイト間にいる海果の構図がわかりやすくなっている。*17
  • 過去回想の海果の周囲の人の顔の目をアニメでは見せていない。*18
  • 辞典を左手に持つ海果のシーンカット。辞典を読む→抱えるの動きに対してなめらかではないから?*19
  • 辞典を持って去る海果と、それを見るユウの視線のシーン追加。*20
  • 「わあ! これ知ってるよ私!!」顔の向きが逆の構図。*21
  • ユウと海果の話すシチュエーションが教室からベランダに変更。*22
  • 「ペッギョヴ=モヴロヴ=ビヴーバヴヴ=ヴヴ!」右を向くユウの逆の構図。*23
  • 星をぶつけられる海果も左向きから右向きに近い。*24
  • おでこぱしーの構図が左右逆。*25
  • 「特殊能力だよ!」は原作だと「テレパシー」のルビがあるが「とくしゅのうりょく」の読み。このシーンは原作だと窓背景でユウの神秘的なところを強調しているが、アニメではベランダのため風を吹かせているシーンに。映像故の変化という感じ。*26
  • ベランダのシチュエーションのため、改めて二人がクラスから疎外されていることがよく分かるようになっている窓枠による演出。*27
  • 「そう言ってむくれる明内さんは」も左右逆。「本物の宇宙人」「仲良くなりたい」も同様に逆。*28
  • 「感じさせたのだった」→「感じさせた」にセリフ変更。*29
  • 倒れる海果も左右逆。*30
  • 原作ではここでナレーションが入って1話締めだったが、倒れるアクションからそのまま2話冒頭へ接続。6p8コマのセリフは全カット。*31
  • 「本物の宇宙人だったら」→「本物の宇宙人さんだったら」にセリフ変更。*32
  • 寝転ぶ海果の頭が画面右下から上側へ変更。*33
  • 「イメトレしたから」→「イメージトレーニングしたから」にセリフ変更。*34
  • ユウに声をかけられない海果の場所が原作の廊下からアニメでは教室に。*35
  • 原作の宝探しゲームでごねるクラスメイトの描写は全カット。*36
  • くじの箱に「LUCKY」の文字追加。*37
  • 学校の俯瞰のカット追加*38
  • ユウに話しかけられない海果「タ、タイミングが……」のセリフ追加。*39
  • 「全然大丈夫ではない」→「全然大丈夫じゃない」にセリフ変更。*40
  • 「できると思ったのか」→「思ったんだろう」にセリフ変更。*41
  • 「コミュニケーションという点で難易度に違いはないじゃないか…」→「コミュニケーションの難しさに違いはないのに……」にセリフ変更。*42
  • 原作だと動き的には上から下のティルトだが、アニメでは下から上のティルト。手を握りしめる海果のカット追加。ユウにほっぺたを掴まれるアクションとの接続のために、22P3コマ目のような正面カットなし*43
  • 「ちゃんと私を見て」左右逆 (声のトーンの変化の付け方がとても良い) おてこぱしーのシーンも逆。このあたりの一連のシーンの位置関係はずっと逆*44
  • ユウに一瞬置いてかれる海果一人の廊下のカット。*45
  • 「ソラがきれい」のユウ、原作では右前に進み右から振り向く感じだが、アニメでは左前に進み左から振り向く感じ*46
  • ユウに話しかける前の海果の足のカット追加、歩き出す海果。*47
  • 空からの俯瞰で屋上の二人を映すカット追加。*48
  • 「二人で一緒に同じ夢を目指せばお得ってこと!?」のユウの構図が逆*49
  • 「あーっきたー! あっちだー!」のユウのセリフ追加*50
  • 26pのモノローグは全カット。3コマ目のうつむく海果のカットもないので、海果一人の視点の物語から引いた印象を受ける。*51

B(原作1巻3話)

  • 「明内ユウさんはすごい!」のセリフ追加*52
  • 「明内ユウさん 彼女は宇宙人だ」→「明内ユウさんは宇宙人」にセリフ変更。*53

※原作だとここから本連載開始なので、これは元々読者に向けた説明シーンの趣が強い。アニメでは必要ないので変化をつけていると思われる。

  • 下校しようとするシーンが追加。ユウのカバンのデザインがわかりやすく見えている。*54
  • 「説明しよう! これは決して尾行とかストーカーとか そういうたぐいの行動ではない! つまるところ 私が明け内さんを知るための一番合理的な方法であって…… だって……だって……! 下手に秘密に踏み込んで…避けられたりしたら……! 避けられたりしたら……!」→「これは決して尾行とかストーカーとかそういうのではなくて! その……その……! だって下手に秘密に踏み込んで避けられたりしたら……!」にセリフ変更。*55
  • 隠れる海果、原作では右向きのところアニメでは左向きになる。*56
  • 「明内さんは…ここ…で…?」の構図が逆*57
  • 「入って入って」ユウのアホ毛が左右に動いている(良い)*58
  • 灯台に入るシーンは全体的に細かい動きが増えている印象*59
  • 「プライベートだよぉ!」の構図が逆*60
  • ユウの「気づいたらここ この灯台にいたの」は原作の正面からのカットから変更、下から見上げるようなカットで、正面に立つ海果を画面に入れている。灯台の柱に振れるユウのアクション追加。*61
  • 海果の「本当はすごく大変な思いをしてるはずなのに」のシーンでユウの回想を挟む演出が追加。*62
  • 「かくして私、小ノ星海果は、宇宙人の明内さんと同じ夢、宇宙を目指すことになった……のです!」原作2話ラストのセリフをやや変更してここで挿入。「なってしまった」→「なった」にセリフ変更。*63

C(原作1巻)

  • 1巻表紙裏のおまけ漫画から抜粋。

コメント

やはり海果のモノローグが文語調から話し言葉に大きく変化している箇所が多いのが印象的。読む漫画と見るアニメという、媒体の差を意識した結果だろう。

また、ユウと海果の立ち位置がアニメで逆転していることが何箇所もある。アニメにおいては右側が上位/左側が下位、という映像の原則に則った部分もあるのだろう。逆に恐らく原作では本が左開きの構造であることや、左端のコマのバランスを取った結果、左側が上位になっていることが多くあったのではないかと考える。漫画を読んでいる/アニメを見ている時はあまり意識しないが、そんな風に読者/視聴者が意識せずに受け取っているバランスの工夫というのは色々あるのだろう、と実感。

個人的な感想で言えば、ベランダのシチュエーションや灯台に入るアクションのシーンはアニメでかなり膨らんだ箇所で、かなり好印象だ。自己紹介の際に自信なさげに立つ海果の所作や、ユウに自ら海果が話しかける時に前に歩むアクションの追加も良い。

ユウの「灯台にいたの」は原作が極めて神秘的なシーンに仕上げているので原作のほうが好きだ。3コマと4コマで海果とユウが向き合っていることを表現しているのだが、アニメではこれを一枚のカットで達成する工夫がなされている。

現在アニメ1話で原作3話強のペース。3巻範囲ぐらいまで入るのだろうか?

星屑テレパス 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

*1:3pの内容に7pのシーンを挿入

*2:2p

*3:7p4コマ目

*4:5p付近

*5:5pの海果のシーンを4p内容と接続

*6:8p1コマ~4コマ

*7:8p3コマ

*8:8p~9p

*9:9p2コマ

*10:9p4コマ

*11:9p5コマ

*12:9p7コマ

*13:10p4コマ

*14:11p1コマ,4コマ

*15:11p7コマ,8コマ

*16:12p3コマ

*17:12p3コマ,4コマ

*18:12p7コマ,13p2コマ

*19:12p8コマ

*20:13p3コマ

*21:13p5コマ

*22:13p~16p

*23:13p8コマ

*24:14p1コマ

*25:15p1,2コマ

*26:15p8コマ

*27:16p1コマ

*28:16p2~4コマ

*29:16p2コマ

*30:16p7コマ

*31:16p~18p

*32:18p6コマ

*33:18p7コマ

*34:19p2コマ

*35:19p3,4コマ

*36:19p2,4コマ

*37:20p2コマ

*38:21p3,4コマの間

*39:21p5コマ前

*40:21p6コマ

*41:21p7コマ

*42:21p8コマ

*43:22p1~3コマ

*44:22p4~7コマ

*45:23p7コマ

*46:24p2コマ

*47:24p4コマ

*48:24p5p

*49:25p8コマ

*50:26p4コマ前

*51:26p2,3,8コマ

*52:27p1コマ前

*53:28p1コマ

*54:29p1コマ前

*55:29p2,3コマ

*56:29p7,8コマ

*57:31p2コマ

*58:31p5コマ

*59:31p5~7コマ

*60:32p4コマ

*61:31p8コマ

*62:33p6コマ

*63:セリフは26p2,3コマ、シーンは34p7コマ